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台湾に「安倍晋三研究センター」が設立されました

 今月初めに福岡市の「大和桜塾」さんの台湾研修に参加して、記事にある李世暉教授に「安倍晋三研究センター」の設立について説明をしていただきました。スライドを用いての講義でしたが、そのスライド画面の写真撮影は許可を頂いて保存してありますので、そのうち皆さんに公開できるかな~。

 参加者から「なぜ台湾で なのですか?」との問いに李世暉教授の「だって、日本ではできないでしょう?」という回答に、参加者全員が納得してしまったのは悲しい記憶です。

 

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〇産経新聞9.17🔗「安倍氏の戦略研究が日本理解に必要」 台湾の政治大が「研究センター」設立大会開催へ

 【台北=西見由章】台湾の名門、政治大が21日、「安倍晋三研究センター」の設立大会を開く。頼清徳総統も出席する。台湾の大学が内外の政治家の名を冠した研究機関を設けるのは初めて。同センター主任に就任する李世暉(り・せいき)国際事務学部教授が産経新聞の取材に応じ、「現代の日本を理解するには安倍元首相の戦略を研究する必要がある。台日の共通利益がどこにあるのかを提示したい」と設立理由を語った。

 研究対象は安倍氏が提唱した外交戦略「自由で開かれたインド太平洋」や半導体サプライチェーン(供給網)の強化、人工知能(AI)などを通じて社会課題を解決する「ソサエティー5・0」など。大学内の同センターに「安倍晋三図書室」を併設し、安倍氏に関する研究や資料などを収集する。「安倍氏は日本の国家利益と未来の発展を包括的に考え、実現しようとした。そうした戦略観は日本において今後10年、20年は大きく変化しないだろう」と李氏は指摘した。

 

〇産経新聞9.21🔗台湾で安倍晋三研究センター設立大会 頼総統「死去は台湾と全世界の損失」昭恵夫人も出席

 台湾の頼清徳総統は21日、台湾の政治大が台北市で開いた「安倍晋三研究センター」の設立大会に出席し、「安倍元首相の死去は日本の損失であるだけでなく台湾と全世界の損失だ」と述べた。頼氏は、同センターが安倍氏の戦略研究や人材育成だけでなく、日台協力の重要なプラットホームとしての役割を果たすよう求め、全力で支援する姿勢も示した。

 頼氏は安倍氏の「台湾有事は日本有事」との発言や外交戦略「自由で開かれたインド太平洋」などに触れた上で、「われわれが中国の軍事拡張に直面しながら今日も平和を享受できているのは、(中国を抑止する枠組みを構築した)安倍元首相の大局観のおかげだ」と指摘した。