私はいつも「大東亜戦争」という言葉を使っていますが、一般的には「太平洋戦争」なんですよね。
日本帝国議会はこの戦争に「大東亜戦争」という呼称を付けましたが、敗戦後、占領軍は「太平洋戦争」と名付けました。
理由は明らかです。連合国諸国がアジアに展開していた植民地、日本はその植民地に民族自立を求めるための戦争として「大東亜戦争」と呼称したのですが、それは連合国諸国にとってはいかにも都合の悪い名称だったのです。
この辺を産経新聞で江崎道朗氏が語っておられるのですが、残念ながら無料登録会員までの記事でした。
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〇🔗<正論>戦後80年の夏に 抹殺された「大東亜戦争」の背景
(意訳 米国の一次資料を基に占領下における占領軍による思考誘導の実態を明らかにしようという本が復刊された)勝岡寛次著『抹殺された大東亜戦争―米軍占領下の検閲が歪めたもの』(育鵬社)だ。本書では占領軍による検閲と宣伝工作が、我が国の近現代史研究を歪(ゆが)めてきた事実を指摘している。
「大東亜戦争」を「太平洋戦争」へと書き換えさせたのは単なる用語の変更ではなく、「侵略戦争」としての「太平洋戦争史観」を日本社会に定着させるためであった。しかも残念なことに検閲と宣伝工作の影響は戦後世代にも及び、あたかも日本だけが悪かったかのような「太平洋戦争=侵略戦争」という単線的な歴史観がいまなお学校教育やメディアを通じて再生産されている。
だが、我が国は学問の自由と多様な歴史研究を認める独立国家だ。検閲と政治宣伝によって歪められた「大東亜戦争」論を、検閲によって抹殺された「日本側の言い分」を踏まえて再構築したいものだ。
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