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川口クルド人のリーダー的男性が強制送還されました

 昨年6月に「出入国管理及び難民認定法」が改正されたことに伴う、川口クルド人1人目の強制送還が行われました。

 結局行政は、法律さえ整備されれば粛々と業務を行う組織なんですね。そして、明らかになったのは、川口クルド人問題を放置していた立法府である国会の怠慢こそが問題だったということですかね。

 

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〇7.8🔗「入管を爆破せよ」送還のクルド男性、搭乗時に大声上げるも最後は涙「アベマに出すぎた」

 男性は川口市内で解体工事会社を実質経営。高級外国車のフェラーリやクルーザーを運転するなどしてSNS上でも知られ、在留クルド人社会でもリーダー的な存在だった。 昨年4月には、解体資材置き場にクルド人100人以上が集まり、大音量で音楽を流すなどの迷惑行為で警察が出動。注意した市議に対し「いまは日本人の理解が足りないけど、10年後はわれわれを理解する日がくる」と言い放った。 

 入管施設への収容後は、仲間に対し「入管に爆弾を投げてほしい」「入管の前で車のクラクションを鳴らしてほしい」などと抗議を呼びかけ。「入管施設から出たらアベマに出演してやる」と話していたというが、呼応する動きはなかったという。 8日の送還時は護送官に伴われ、民間機で帰国。搭乗する際には大声を出して抵抗したものの、最後はあきらめて泣いていたという。

 

 そして本国トルコでは、クルド人たちが難民申請の原因としていたPKKの存在によるクルド人迫害の原因たるPKKの武装解除が始まっているようです。

〇7.12🔗クルド人組織PKKが武装解除に着手、銃弾燃やす式典開催 トルコ大統領「重要な一歩」

 トルコからの分離独立を求めて反政府闘争を展開した少数民族クルド人の非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」は11日、拠点があるイラク北部のスレイマニヤ近郊で武装解除に着手する式典を行った。メンバーの男女約30人が自動小銃や弾帯などを屋外の大釜に入れて燃やした。

 PKKは1984年以降、トルコで軍施設や警察署などを標的としたテロを強行。約4万人が死亡し欧米ではテロ組織に指定されていたが、今年5月、解散して武装闘争を終結すると表明していた。武装闘争が停止されればトルコや周辺国の治安が安定に向かう可能性がある。

 PKKの解散と武装解除に向けた動きは2月、トルコ最大都市イスタンブール沖の島に収監されている創設者、アブドラ・オジャラン受刑者が主張して本格化した。解散と引き換えに、トルコ南東部などクルド人が多数居住する地域での権利拡大を政府に求めている。トルコ国会はクルド人の問題を協議する委員会を設置する方針。

 日本で「自分たちは難民だ」とおっしゃっているクルド人の皆さん、母国トルコでは、PKKの解散が進んでいますので、もう迫害を受けることはないですよ~。安心してお帰り下さいね。よかったよかった。