日本政策研究センターの月刊誌「明日への選択」の記事です。
「日本はダメ」論に対して、反論されています。現実は、10年前の「インテル・インサイド」ではなく今や「ジャパン・インサイド」が世界を席巻している。
「日本はもうダメ!」という話をよく聞きますが、実は「日本の実力は世界を席巻している。」ことを語られている論文で、なんとなくうれしくなってしまうお話です。
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〇日本政策研究センターHP🔗「ジャパン・インサイド」に日本の強みあり
〇当HP🔗月刊誌「明日への選択」のご紹介
”「失われた30年」――1990年代から2010年代の日本経済が〝停滞〟し続けたことを評した言葉だが、そんな悲観論を真っ向から否定するアメリカ人経済学者がいる。”
”日本のGDPは既にドイツに抜かれ世界三位。また、日本経済は「遅れている」「変化のスピードが遅い」などと言われて久しい。”
”シェーデ教授はそういう「日本はダメ」論は「米国で経済学を勉強した日本人が『アメリカ人目線』でつくった物語」と論断する。日本が「遅れている」と言うのは「シリコンバレーと比較してそう言うのですが、リンゴとオレンジを比較して優劣を決めるようなもの」で、それぞれの国の「文化の選択」の問題で、日本はスピードよりも安定を選択したのだと言う。”
”かつてパソコンにはインテル製半導体を使っているという広告文句として「インテル・インサイド」のシールが貼られていたが、今では「自動車から、飛行機、携帯電話、パソコン、電動歯ブラシまで、ほぼすべての製品が『ジャパン・インサイド』なのです。『ジャパン・インサイド』の表示を見かけることはありませんが、製品の品質向上のために欠かせない日本製の原材料や部品が用いられているのです」。”