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9条教の方々の思考論理が、少し解りました

 以前から何故9条教の方々は、諸外国の人々からすれば単なる日本国憲法の単なる一つの条文でしかない「憲法9条があれば世界は平和になる」と言っているのかがわかりませんでした。今回、産経新聞 宮城能彦氏の記事でその方々の思考論理が少しわかりました。

 

 この記事は、産経新聞有料会員向け記事で、内容も多岐にわたるとても読み応えのある記事ですが、今回は、上記9条教の方々の思考論理部分について記載します。

 

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〇🔗沖縄「慰霊の日」と本土復帰 揺れ動く基地問題、台湾有事への不安

 ”戦後80年の今年は6月23日の「慰霊の日」に向け、沖縄の新聞やテレビで沖縄戦関連の特集が組まれている。だが、残念ながらそこに新しい視点や問い直しのようなものを見ることは難しい。相も変わらず、沖縄戦がいかに悲惨な戦争であったのか、日本兵がどれだけひどいことをしたのかという記事に終始している。

 沖縄戦の悲惨さを認識し、それを多くの人が語り継いでも、それだけでは戦争は防ぐことはできない。沖縄戦の悲惨さを伝えること自体が目的化してしまっているのではないか。

 結局、「軍隊は国民を守らない」との主張から、「軍隊がなければ平和は維持できる」という極めて短絡的な結論に至っているように感じる。世界の仕組みがそんなに単純であればとうの昔に戦争などなくなっているはずなのに、だ。

 

 「日本に軍事力がなければ、世界は日本には手を出さない。」が彼らの理論なのでしょうが、「日本国の領土である竹島は韓国に占領されている。」「日本の領土である尖閣諸島を中国は自国の領土と主張し、領海・領空侵犯を繰返している。」「ロシアは正当な理由もなくウクライナ侵攻をした。」そんな現実が彼らには見えないというのは、何なのでしょうね。