「昭和の日」ネット検索では記事のあったのは大手メディアは産経新聞だけでした。
まあ、先の戦争について贖罪意識の高いメディアでは、「昭和100年」とすると繁栄していた戦前日本と、米欧諸国の策略により戦争に追い込まれたという事実を書かなくてはならなくなりますからね。
多分、8月には大手メディアがこぞって「戦後80年」を語るのでしょう。
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"昭和が過ぎ去ってからもはや36年になる。すでに十分遠くなっているはずだ。とはいえ昨日も書いたように、今年は「昭和100年」にあたる。本日「昭和の日」は、昭和天皇を偲(しの)び、改めて昭和という時代を振り返る日としたい。
日本の歴史上、最大の悲劇は何か。こう問われたら、大半の日本人は先の大戦の敗北と答えるだろう。犠牲になった人々は軍人、軍属、民間人を合わせると310万人にものぼる。史上初めて、外国の軍隊に国土を占領される屈辱も味わった。
しかし、その後の復興は、世界を驚かせるのに十分だった。高度成長のもとで、洗濯機や冷蔵庫などの電化製品、水洗トイレが普及した。(中略)生活の質が一変したのだ。
やがて米国に次いで世界第2位の経済大国となる。その米国全土を山手線内の土地代金で買える、とまで豪語するようになった。昭和が終わってまもなく「バブル」に過ぎなかったと、思い知ることになるが…。なんとも振幅の大きい、めまぐるしい時代だった。
"昭和戦前期から日本は経済成長を始めていたが、高関税で植民地を囲い込む米英などのブロック経済に悩まされた。日中戦争や先の大戦(大東亜戦争)など戦いが続いた。
”自存自衛と欧米植民地主義からのアジア解放を旗印に当時の国民は懸命に戦ったが、310万人を喪(うしな)い、20年8月に敗戦を迎えた。政府が判断停止に陥る中、戦争を終わらせたのは、昭和天皇のご聖断である。
日本の歴史上初めて外国に占領された苦難は、27年4月に主権を回復することで終わった。平和国家を目指した日本は奇跡と呼ばれる高度経済成長をとげ、(後略)”
"昭和天皇は常に国民と苦楽を共にされてきた。敗戦間もない21~29年には、国民を直接励まそうと全国を巡幸された。”
"政府は来年、昭和100年の記念式典を開催する。昭和天皇の遺徳をしのび、先人たちに感謝し、日本の団結を強める式典になるよう、準備を進めてもらいたい。”