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トランプ関税で押さえ込まれた石破首相の愚行と、変わるべき日本国民。というお話です

 今日も産経新聞の阿比留瑠比氏がとても良い記事を書かれていました。

 

🔗の後の青文字をクリックすると記事に飛びます。

〇🔗首相の戦争検証吹き飛ばすトランプ台風の思わぬプラス効果 関税交渉で「とてもできない」

 産経新聞の有料会員記事です。 

 "新聞を開いてもテレビをつけても交流サイト(SNS)を見ても、話題の中心はトランプ米大統領による関税措置の行方ばかりである。いささか食傷気味にもなるが、思わぬプラス効果を生んでいる部分もある。例えば、政府は関税措置への交渉準備に忙しく、石破茂首相が意欲を示していた先の大戦の検証がどこかへ吹き飛んでしまったこともそうだろう。

 戦争検証に関しては、今月中に有識者会議が立ち上がるとの見方もあったが、政府高官は語る。「どうにもなっていないよ。トランプ台風でとてもできない」

 首相はもともと閣議決定を伴う「戦後80年談話」発出を模索していたが、自民党内からも識者からも無用論や反発が続出し、閣議決定は行わない戦争検証へと傾いた。だが、それとて首相の個人的な「お気持ちの表明」で中国や韓国の反日勢力を勢いづかせかねないとの懸念が示されてきた。”

 

 実は阿比留瑠比氏のこの後の文章で、4月20日の高井康行氏の記事を紹介されていたのですが、その高井康行氏の記事に、日本人がこの時代において考えるべき命題が書かれていたので、本日のブログ記事としました。

 

〇🔗覚悟が試される米中関税「チキンゲーム」 勝つのは〝北風〟か〝太陽〟か

 この記事では、トランプ大統領が仕掛けた「関税戦争」(この記事では「チキンゲーム」とされています)の行方を考察されていますが、無料会員記事ですので登録してご確認ください。

 ここでは、高井氏が日本人に目覚めを求めている文章をご紹介します。

 "もし、プーチン大統領や習近平主席にとってトランプ大領が恐れの対象ではなく、米軍が張り子の虎になれば、世界は今よりはるかに危険で混沌(こんとん)とした場所になるだろう。その影響は台湾有事、日本有事にも及ぶ。

 時代錯誤の「首相談話」

 いずれにしても、もはや「戦後80年」ではない。日本が利益を享受してきた戦後80年間の世界秩序は、その創設者であり保護者であった米国自身によって打ち壊された。

 今年は、日本が独り立ちを目指さなければならないポスト戦後元年だ。石破茂首相が意欲を示したものの見送ることになった戦後80年の「首相談話」など、時代に大きく取り残されている。

 われわれは戦後80年のうちに知らず知らずのうちに身についた(身につけさせられた)数々の思考方法を捨て去り、新たな目で新しい世界を見つめなおさなければならない。

 

 高井氏は、日本国が米国の傘下で甘えていられる時代は終わった。目覚めよ日本国民!!という檄を飛ばしておられるのです。