皆様ご存じのように、今上天皇陛下の後ろにおられる皇位継承者は、秋篠宮殿下と悠仁親王殿下のお二人しかおられないのが現状です。
愛子内親王殿下がお生まれになられてから、女性天皇論が語られるようになり、愛子内親王殿下の女性天皇は認められても、その次の代の女系天皇は認められない。ということで、皇室典範改正論議が大きな問題になった折に、秋篠宮妃紀子さまのご懐妊が発表されたことで当時の騒動は終結しました。
その当時から皇位継承者を増やすために、1947年にGHQの指導により皇籍離脱を強いられた元皇族の皆様の皇籍復帰論が語られていましたが、ようやく国会で議論をする方向に動き始めたようです。
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〇🔗自民の麻生最高顧問、今国会の成立に意欲 安定的な皇位継承図る法案「旧皇族復帰」へ期待
"安定的皇位継承の法制化を求める国民大会」が7日、国会内で開かれ、(中略)自民の麻生太郎最高顧問は安定的な皇位継承や皇族数確保を図る法案に関して、今国会中の成立に意欲を示した。”
"麻生氏は占領下の昭和22年に皇籍離脱を余儀なくされた旧11宮家の人々に関して「現行憲法、皇室典範のもとで皇位継承資格を有していた」と指摘。そのうえで、「その子孫の方に養子制度を通じて皇族になっていただく」と説明した。一方、婚姻後の皇族身分保持案を容認しつつ、「(女性皇族の)配偶者、子供は皇族としないことが極めて重要だ」と強調した。”
"ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、皇籍離脱から年月がたっていることを理由とした皇籍復帰への慎重論について、「60年や70年は皇室の長い歴史の中では一瞬だ。問題にするに値しない。養子縁組、皇籍復帰を真剣に急がなければならない」と訴えた。”
私はこう思うのです。「天皇陛下がおられるから日本という国があるのです。そして次代の天皇を育むための皇室・皇籍の存在を軽んじてはいけない。」