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難民ではなかった川口クルド人・・・報道しない自由にもほどがある

 2月1日のブログで一寸書きました「難民ではなかった川口クルド人・・・報道しない自由にもほどがある 皆川豪志」、正論3月号の記事です。(産経新聞有料会員向け記事です)

 

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〇🔗難民ではなかった川口クルド人…報道しない自由にもほどがある 産経新聞・皆川豪志

 〝 ”で囲った文章は記事からの切り取りです。

 記事では、昨年1月女子高校生に性的暴行をしたとして起訴され、懲役1年執行猶予3年の有罪判決を受けていた在留クルド人男性(21歳)が、昨年9月に12歳の少女に性的暴行をしたとして12月24日に裁判が行われたが、その場に12席ある記者席は朝日・毎日・東京・埼玉各紙、時事通信・NHK・日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日、産経新聞の11社で埋まっていたが、産経以外のメディアで報道されることはなかった。

 〝仮に今回の事件が沖縄などに駐留する米兵だったら、彼らは国際問題にしかねないぐらいの大騒ぎをしてみせるだろう。いや、それ以前に被告が日本人だろうが外国人だろうが、現に年端も行かない少女2人が一生の心の傷が残るような被害にあっているのだ。”

 

 次にこのブログで何度も取り上げている20年前に入管が作成した「トルコ現地調査報告書」で、クルド人は難民ではなく「出稼ぎである」との報告書を日本弁護士連合会が法務相に圧力をかけた結果、封印されてしまった経緯が記載されているとともに、産経新聞が、現地で独自調査を行い、状況は20年前と同じであったとの内容を新聞に掲載した。

 

 国会でも自民党進藤義孝議員や日本保守党の島田洋一議員が本件について質問して、問題は広がりを見せ、浜田聡議員が法務省から「トルコ現地調査報告書」を入手してXで公開したが、報道したメディアは一つもない。

 

 〝ここからは、そうしたメディアの背景について考えてみたい。リベラル系、保守系を問わず、恐らく彼らは「ヘイトスピーチだ」「外国人差別だ」などの批判を受けるのが怖いのだろう。”

 リベラル系メディアは、そもそも「思想」として「かわいそうな外国人」と考えているのでクルド人と地元民の軋轢などに触れるはずがない。

 〝「左派」ではないメディアも取り上げない理由は何か。(中略)近年は「人手不足」解消のため、外国人労働者の受け入れを加速させるべきという意向が経団連などの経済界から強く、(後略)”

 

 記事のまとめとしては、外国人との共生は簡単な話ではないのだが、政府は「国際化」「多様性」と錦の御旗を振り地元住民に共生を「強制」している。これは地方自治体では対応できないものであり、国会議員にしか政府を動かすことは出来ないのだが、国会議員にとって「移民問題」は票にならない話であるためか動かない。

 「国会議員よ仕事しろ」と、激を飛ばしています。

 

とても良い記事でした。「正論 3月号」で全文をご確認ください。