石破首相はどれだけ安楽な道、挫折の無い道を歩いてこられたのでしょう。まさか、ご自身が進める日本国の将来を「楽しい日本」って、国民をバカにしているのですか??
新聞記事でこの言葉を見たときに「嘘でしょ~?」でしたが、施政方針演説全文を読むとまさにこの言葉が全面に出ているのです。あいたたた~。この人を自民党総裁に選んだのは国民ではないですよ?。国会議員ですよね?この、ばかたれどもが・・・!!。
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〝首相は演説の冒頭、「わが国の直面する現実を直視しなければならない」と語った。生産年齢人口は今後20年で2割以上減る見通しを示し、持続可能なシステムへの転換を訴えた。”
〝ところが、首相が強調したのは「楽しい日本」を目指すことだった。ちぐはぐな印象は否めず、子供じみた表現に強い違和感を覚える。国民をサービスや安楽を喜ぶばかりの存在とみなして侮ってはいないか。″
〝ケネディ元米大統領が就任演説で「国が何をしてくれるかではなく、自分が国のために何ができるかを問うてほしい」と語りかけた故事を思い出す。同じ一国の政治リーダーでありながら、ケネディ氏と首相のあまりの落差に愕然(がくぜん)とする。”
〇🔗一人一人が主導する「楽しい日本」 石破茂首相の施政方針演説全文
〝故・堺屋太一先生の著書によれば、わが国は、明治維新の中央集権国家体制において「強い日本」を目指し、戦後の復興や高度経済成長の下で「豊かな日本」を目指しました。そして、これからは「楽しい日本」を目指すべきだと述べられています。
私もこの考え方に共感するところであり、かつて国家が主導した「強い日本」、企業が主導した「豊かな日本」、加えてこれからは一人一人が主導する「楽しい日本」を目指していきたいと考えます。
「楽しい日本」とは、すべての人が安心と安全を感じ、自分の夢に挑戦し、「今日より明日はよくなる」と実感できる。多様な価値観を持つ一人一人が、互いに尊重し合い、自己実現を図っていける。そうした活力ある国家です。”
堺屋太一氏がそのように語っていた時代は、日本の高度成長期の頂点の時期です。当時の活力にあふれた時代と今を同等に考える石破首相の思考回路って、まさに前時代的としか言いようがありません。
石破首相に言いたいです。「あなたは日本の繁栄の頂点と言える高度成長期を元に日本の将来を語っておられますが、今は当時のような時代ではありません。私たち国民は今を生きており、私たち国民が国政を担うあなたに求めるのは今現在の日本の状況を元にして、これからの日本の将来を語ることです。」
「楽しい日本」ってフレーズ、私がたまに外国人観光客と接点があった時に言う「Enjyoi Japan!」みたいで、めちゃくちゃ軽いです。いや、軽すぎる言葉ですね。