先日の「『戦後80年談話』は禍根を残す 石破首相の中韓への謝罪癖に懸念」という阿比留瑠比氏の記事には、〝安倍氏は談話発出後、筆者らに談話の意義についてこう語っていた。「これで戦後80年、90年談話は必要ない」”
私もそう思います。
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〇🔗戦後80年、首相談話は出すべきでない 「謝罪」から決別しようとした安倍氏の思い
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〝談話はこう結んでいる。
「我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、『積極的平和主義』の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります」
戦後80年をすでに見据えているのだ。しかも石破政権は少数与党であり通常国会をいかに乗り切るかの見通しもたっていない。今夏には都議選、参院選もあり、政局が不安定になる可能性もある。石破首相は「政敵」だった安倍氏の名前が出ると不快感を示すそうだが、個人的な感情で安倍氏に対抗して談話を出すべきではない。
有元氏は、『日本はわるい事をした』という東京裁判史観にまみれた「戦後50年 村山談話」「慰安婦調査結果に関する河野談話」のどちらも、政局が不安定な時に出されているという事例を語り、今夏に予定されている参院選挙に不安のある状況下で、安倍氏嫌いな石破氏が「村山談話」レベルの「戦後80年談話」をやらかさないかとの懸念を語っているのです。