30年前の朝、私の家の同居人が発狂しました。「お父さん、お母さんに電話がつながらない!!」(同居人(女性です)の実家は大阪府高槻市だったのです。)
「今すぐ実家に帰りたい!」と泣きわめく同居人を「今は電話はつながらないし、JRも動いてないし、高速道路も使えない。ご両親は無事だと信じて、もう少し待ちなさい!」
数日後に電話が使えるようになり、ご両親は無事、家も問題ないと連絡がありましたが、それまで同居人をなだめるのに苦労した。これが私にとっての阪神淡路大震災でした。
「阪神淡路大震災」から『防災(被災後)対策』という考え方が始まったと思いますが、地域行政と住民が『防災(被災後)対策』を真剣に考えるようになったのは「東日本大震災」からではないでしょうか。
地域防災(被災後)対策は行政に任せるとして、個人・家族として災害に備えることは大切なことです。皆さん防災(被災後)用品を準備していますか?
私の推奨する防災・被災後対策です。
① 寝室に大きな家具を置かない、または耐震器具を設置しておく
② 水道が止まった時のための【飲料水】
③ 電気が止まった時のための【照明】【スマホ用充電器】
④ 電気・ガスが止まった時の湯沸かし・調理のための【カセットコンロ】
⑤ 被災後の食料の【ローリングストック】
⑥ 水道が止まった時、排水管に問題が発生した時のための【トイレセット】