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<正論>昭和100年と戦後80年の超克の道 新保祐二氏

 昭和100年、戦後80年、どちらか?というのは昨日のブログで書きましたのでここでは省略します。

 

 戦後の80年は、繁栄があったとしても国家としては歪んだものだった。その時代を元に日本の将来を論じても意味のあるものではない。

 戦後は、「醤油を飲んで徴兵を逃れた」醤油組の天下と言える。その醤油組は戦争に行きたくないというエゴイズムを反戦・平和主義という論理で覆い隠した。

 今、醤油組と敗戦利得者によって支配されてきた日本が変わろうとしている。参照すべきは醤油組と敗戦利得者によって否定された戦前昭和の精神史である。(記事要約)

 

 新保祐二氏のこの記事と、次に紹介する小堀敬一郎氏の「<正論>日本国復活再生の標識は何か」は、共に日本人なら読んでおく必要のある立派な内容の記事ですので、有料会員・無料会員になって、是非ご覧ください。

 

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〇🔗<正論>年頭にあたり 昭和100年と戦後80年の超克の道

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 〝昭和100年と戦後80年の差の20年は、言うまでもなく戦前の20年である。(中略)「激動の日々」と「復興を遂げた」時期という様相を異にした二つの時代が昭和にはあり、前者が戦前の20年間であり、後者が戦後の昭和の44年間である。

 だから昭和100年には、この二つの時期を回想することになるが、今日の世界の苛酷な状況を考えるとき、戦前の20年を重視すべきだと思う。”

 〝戦時中に行われた座談会「近代の超克」や「世界史的立場と日本」は、戦後、封印され、それらが取り組んだ問題は引き継がれることがなかった。しかし、その日本の近代の難題は改めて問い直されなければならない。今こそ、戦前に蓄積された精神的遺産を回想してそれを礎とする真の日本文明の創造に取り組むべきである。これが、戦後80年の超克への道だからである。”