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日中共同世論調査結果について

 本当は、前に挙げた「上皇陛下のお誕生日」という、とても心が安らかになる記事で今日は終わりたかったのですが、別の記事での「日中共同世論調査」という言葉が引っかかってしまいました。

 

🔗の後の青文字をクリックすると該当記事に飛びます。

 

〇🔗静かな鎮魂の場、平穏守れ 靖国神社への落書き

 残念ながら有料会員向けの記事です。

 〝「Toilet」と赤いスプレーで落書きされた事件で、礼拝所不敬と器物損壊の罪に問われた中国籍の被告。公判で、「東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出への抗議」と意図を語った。”

 〝被告は「歴史に興味がなく、靖国神社に恨みはない」と証言したが、中国報道官は靖国神社について、「日本軍国主義が発動した精神的な道具であり象徴」と批判してきた。こうした認識がすり込まれ、SNSで増幅拡散した末の発露であることは、想像に難くない。

 今月公表された日中共同世論調査(言論NPO、中国国際伝播集団が実施)によると、相手国の印象が「良くない」と答えた中国人は、前年比24・8ポイント増の87・7%と急激に悪化した。SNSの影響も指摘されている。”

 

 この「日中共同世論調査」という言葉で、記事検索するとありました。

 

〇🔗「日本の印象良くない」9割弱…中国の対日感情が悪化 世論調査で両国とも最低水準に

 〝日本の民間非営利団体「言論NPO」と中国国際伝播(でんぱ)集団は2日、日中両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。相手国への印象について「良くない」「どちらかといえば良くない」と答えた中国人は前年比24・8ポイント増の87・7%で、対日感情が急激に悪化した。中国の印象が「良くない」とした日本人は同3・2ポイント減の89・0%だった。”

 東京都内で会見した言論NPOの工藤泰志代表は「日中に深刻な対話・交流不足がある証拠。戦略的互恵関係の基盤が崩れ始めており、日中関係のあり方を真剣に議論すべきだ」。中国国際伝播集団の高岸明編集長は「中国のSNSが調査を偏らせたわけではない。過去1年の日本の政治家の発言やメディア報道など、一連の問題が影響した」と指摘した。”

 

 言論NPOの工藤泰志代表の言葉は、私に言わせると、中国政府が誘導していた「反日」に対して明確な反論をしていなかった日本国政府、特に外務省は何してたの?ということですね。

 中国国際伝播集団の高岸明編集長の言葉は、まあ、いつもの「日本が悪い」だけど、一連の問題について事細かに詳細を聞いてみたいですね。聞いても答えられないだろうけれど。

 

 で、「反日感情」マシマシの中国ですが、新疆ウイグル自治区、チベット自治区(ともに危険度1)以外は危険度0なんですよね。中国に行かれている日本人の皆さん、日本政府は助けてくれませんよ~。

外務省HP🔗中華人民共和国(中国)の危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

 

 「外務省、仕事しろよ!」と思うのは私だけでしょうか。