前回のブログですが、新聞記事とネット記事の貼り付け方法に手間取って、2~4日までかかって仕上げました。
今回は、産経新聞 ”正論 駒澤大学名誉教授 西修氏 「憲法9条守る」と唱える虚しさ”という記事です。
駅前で暇な老人たちがやっているあれです。ロシアがウクライナを侵略し、中国が台湾、そして我が国領土の尖閣諸島を狙っている、竹島は韓国に実質支配占領されている現状から目をそむけて、自衛隊批判をやっています。そしてほとんどの国民が自衛隊を認めている現実からも目をそむけていますね。
そんな9条の会ですが、大本の共産党の志位前委員長が2022年4月7日の党内会合で、ウクライナ情勢を踏まえ、「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」と述べています。それに対して日本維新の会の松井前代表はツイッターで「志位さん、自衛隊は違憲、日米同盟破棄って言いながら自衛隊に国民の命を守れって御都合主義ですね」と批判しています。(当時のネット記事を見ると、各党・メディアで志位さんかなり弄られてます。)
憲法改正が進まない現在は、憲法9条の解釈によって自衛隊を動かし、『日本を守る』ことは出来ていますが、国を守る力としての自衛隊の存在、及び災害時・緊急事態時に必要な「緊急事態条項」を憲法改正によって条文化しないと『日本を守る』ことが阻害されます。
共産党は「平常時には自衛隊を否定するが、緊急時には自衛隊の存在を認めざるを得ない」という論理矛盾に苦しんでいるくせに憲法改正に反対するという残念な政党になってしまっているということですね。
1.11.01🔗<正論>「憲法9条守る」と唱える虚しさ
〝『防衛白書』(令和6年版)によれば、自衛隊の規模について「増強した方がよい」(41・5%)、「今の程度でよい」(53・0%)で、「縮小した方がよい」はわずか3・6%にすぎない。
また限定的な集団的自衛権を容認している平和安全法制に関しては、日本の安全に「役立っている」(23・2%)、「どちらかといえば役立っている」(40・6%)、「どちらかといえば役立っていない」(3・2%)、「役立っていない」(2・5%)である。
いまや自衛隊が「必要」であり「合憲」であることは、国民のほぼ共通した認識になっている。共産党と社民党および諸団体などが主唱する「憲法9条を守る」の前提条件が完全に消失している。”
※この記事は有料記事でした。すみません。(11.30)
〝急迫不正の事態に「自衛隊を活用する」とした共産党の志位和夫委員長の発言が波紋を広げている。党綱領では「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」「日米安保条約の廃棄」を目指すとしており、「ご都合主義だ」などと批判的な意見が多く聞かれる。”